お茶屋のエゴ
Cafe國次郎の店長の松井です。
お茶の仕事をしていると、
お茶屋のエゴによく遭遇するのですが、
その度に恥ずかしい気持ちになります。
インフルエンザが流行すると、お茶が効きますよーー!とか、
コロナが流行した時も、お茶が効きますよーー!とか、
確かにそうなのかも知れない。
いや、どうなんだろ。
わからないけど、
お茶屋以外の人がそう言ってくれると安心感あるのですが、
お茶屋がこぞって声を上げると、逆に不安になります。w
お茶屋のエゴはそれだけではなく、
普通、レストランに入ると、
料理が美味しいかどうかはお客さんが決めることなんだけど、
お茶屋の場合は違う。
お茶何種類か飲み比べて、これが美味しい!と発言すると、
いや、こっちの方が上等のお茶なんだよ!
てな具合です。
いや、わかるんですよ、
上級煎茶の良さとは、、あーで、こーで・・・。
一応、僕、茶師だし、日本茶インストラクターでもあるし。
でもそれ言っちゃうと、何も言えなくなるじゃん。。。
この一般消費者と、茶業界の人の感覚の壁を
壊さない限り、この先ずっと、口癖のように、
【お茶は売れなくなった】
と、言い続けなければならない。
と思っているんです。
美味しいお茶とは何なんだろう。。。
考え続けていきたいと思います。
ただ、はっきりとした答えが分からなくても
できることも有ると思います。
お茶を飲みたい人に、飲みやすい形で届けることが、
せめてもの相手の立場に立って考えること
なのでは無いかなと思います。
ペットボトル茶とかは最たるものですよね。
てなことで、
どこにでもあるようなカップで、
私たちが本当においしいと思うお茶を、
手軽に飲めるような商品を開発していきたいと思います。
それが出来たら苦労しねーよ。
と言う声が、聞こえてきそうですが・・・w
また途中経過はブログで更新したいと思います。
それではまた!
Cafe國次郎
店長 松井