お茶の業界って儲かってる??
どうもこんにちは
Cafe國次郎店長の松井です。
タイトルが堅いなーーーって感じですが、
さて、今日はお茶業界について書いていこうと思います。
少々、偏りがある表現があるかもしれませんがお許しください。
さて、皆さま。
普段、日常的に”お茶”を飲まれますか??
さぁ、どうでしょう。
ペットボトル茶は飲むって方もいらっしゃれば、
ティーバッグで飲む方や、急須で茶葉から淹れる方もいたり、
はたまた、茶葉とは違うけど麦茶を飲むって方も
いらっしゃるんではないでしょうか。
実は、年々、茶葉のお茶の消費量は減少していっているんです。
だって、そうですよね。
お茶を急須で飲む人って、かなり少ないですよね(^_^;)
いや、うちは急須で飲みます‼と言われる方も中にはいらっしゃるんですが、
実はその方は、少数派なのです。
でもでも、
実はペットボトル茶の販売数量は近年右肩上がりです。
冷静に見てみると、コンビニのペットボトル飲料の冷蔵棚の
一列が全部お茶の列がありますもんね。
さらに、抹茶スイーツが世界で流行して、
抹茶のニーズは最高潮に高まりつつあります。
そう考えると、
お茶業界って波に乗ってんじゃない??
という印象をうけますが、どうなんでしょうか・・・
上に書いたことって、良い事は良い事なのですが、
中々、言うほど、イエーイって感じではないんです。
それは、なぜでしょう?
それは、
お茶屋さんが売りたいのは、
『高品質の、良いお茶(⇒つまり、高いお茶)』
で、それが売れない(売れ行きが落ちている)からなのです。
うーーーん。悩ましいですね。
売りたいものと、売れるものが一致していない。
という事ですね。
ここからが、肝心だと思うのですが、
どの立場に立って考えるのかが大事だと思うのです。
お茶屋さんの声でよく聞く声があるのですが、
・急須でお茶を飲む人を増やしたい
・お茶の本当の良さを知ってもらいたい
・水の色が○○な色で、味が○○な味なのが良いお茶!
これ、全部ズレてると思うのです。(←不快に感じられたらスミマセン)
みなさん、急須で一度はお茶を飲んだことが有るし、
何だったら、昔は飲んでたはずです。
でも、飲まなくなった。これが指す意味とは、
・急須でお茶を飲む人を増やしたい⇒手間がかかる。面倒な割に、上手く淹れられない。
・お茶の本当の良さを知ってもらいたい⇒味を知っているうえで飲んでない。
・水の色が○○な色で、味が○○な味なのが良いお茶!⇒そうなんだ、へー。(あまり関心が無い)
嗜好品であるお茶が、
時間が無く、忙しい現代の生活リズムに
似合わなくなっただけだと思います。
世界的洋服メーカーのユ○クロが流行しているのと同じように、
ペットボトルのお茶が流行しているのだと思います。
良い事だと私は思っています。
ペットボトルがなければ、お茶は今よりもっと飲まれていないことになります。
手軽さ>美味しさ
でも、実際に世の中には、
ユ○クロではなく、高価なブランド品に価値を感じて、
シャ○ルや、ル○ヴィトンを購入される方もいらっしゃるわけです。
ユ○クロを知ることで、ブランド品の価値が際立つこともあると思います。
お茶屋は、
その辺を理解した上で、時代の変化に臨機応変に対応し、
各々がどこのポジションを取りに行くのか、
お茶業界の今後が楽しみですね!
私達も、
島根の出雲で健気に、まじめに、良いお茶をつくり続けております。
このお茶たちを、良い形で、私達なりの精一杯の気持ちを込めて、
お客様の元へ届けることが出来ればいいなと、思っております。
明治からつづく
『茶園から茶の間へ』
を続けていきたいですね☆
それでは、また !(^^)!
Cafe國次郎
店長 松井